三次元地形解析ソフトウェア

Visual3DX_ICON.gif   Visual3DX-7

 Visual 3DX とは

Visual3DX-7 カタログ (PDF)

Visual3DXは、音波探査等により取得した海底地形情報、マルチビームデータ、サイドスキャンソナー画像、重力、地磁気、写真画像等を入力し、可視化するソフトウェアです。

Visual3DX-7では、新たに速度構造データとコアデータの入力に対応しました。

  • 観測、解析データを、座標系に則して重ね合わせて三次元表示
  • 断面図の表示
  • 表示画像の拡大、縮小、回転、視点の移動を「フライトシミュレーション」的な操作感覚で実現
  • 高分解能な静止画ファイル出力
  • 動画ファイルを視覚的に簡単な操作で作成
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 Visual 3DX の主な用途

Visual3DXで作成した図及び動画は、空間的に複雑な広がりをもつ海底地形の観測、解析データの直感的な理解が必要な場面でお使いいただくことを想定しています。

  • 学会やプレゼン資料への図や動画の挿入
  • 論文等への図の挿入
  • 展示会等でのポスター展示、ホームページへの掲載

 

 Visual 3DXの主な機能
■ 観測、解析データの三次元表示
 
  • メルカトル図法、TM図法、その他陸海域の地形データを表示します。
  • 重力、地磁気の分布表現は、高低分布による表現と、彩色分布による表現が選択できます。
  • サイドスキャンソナー画像、リモートセンシング画像などは、海底地形データに重ね合わせる形で表示します。
  Visual3DX.png
  □ 画像表示の最適化機能
 
  • 分解能固定表示モード
  • 分解能可変表示モード(視点からの距離に応じて最適な分解能で表示する機能)        

それぞれのモードにおいて、グラフィックカードの使用可能メモリ量を検出し、最適な表示を実現します。

  □ 三次元表示の視点の移動、拡大、縮小、回転を、フライトシミュレータ的な操作感覚で実現
 
  • キーボードとマウスを操縦桿に見立て、海中を自在に遊泳する感覚で表示します。
 ■ 断面図の表示
 
  •  任意の断面線を設定し、断面図を表示します。
 ■ 高分解能画像ファイルの作成(カメラ出力機能) 
 
 ■ 動画ファイルの作成  
 
  • フライトシミュレータ表示画面から動画の視点ルートの基点フレームが作成できます。      
  • 動画の時間間隔の編集は、マウス操作及びキーボード入力が選択できます。
  • 動画の視点の位置、方位、角度、高度の編集は、マウス操作、キーボード操作及びテキスト入力が選択できます。
  • 動画の視点位置は、画像をリアルタイムに確認しながら視覚的に調整できます。
  • 作成した視点ルートは、平面図と地形断面図上に表示します。
  • 出力画像の大きさは、表示するモニターの解像度内で設定できます。
  • フレーム率(秒あたりの出力画面数)は、1/秒~60/秒まで設定できます。
 ■ その他多彩な表現を実現するための機能  
  □ 入力ファイルをレイヤーごとに管理
 
  • 入力ファイルの表示範囲、色、透明度などの設定をレイヤーごとに保存できます。レイヤー数は最大50。
  □ 彩色テーブル編集機能により、入力データの彩色を画面上で編集し保存  
 
  • Generic Mapping Tools(GMT)で作成した彩色テーブルファイル(*.cpt)の入力に対応しています。
  □ マーク及びプラカードの表示  
 
  • 位置、サイズ及び表示色が編集可能。プラカードはテキスト編集可能です。
  □ 3D情報ウィンドウにより、下記の情報を管理 
 
  • フライトシミュレータによる速度の設定(スピードコントロール機能)
  • ナビゲータの表示/非表示の選択
  • 視点の緯度、経度、高度、俯角、ヘディングの表示
  • 高さ方向の強調倍率の設定
  • 表示時の光源の位置の設定
  • 座標軸の選択(3Dフレーム機能)                                                                                         
  • 地形の裏面描画の選択
 ■ 入力データフォーマット
  地形データ: 音波探査等により取得した海底地形情報
MarineDiscoveryで処理した海底地形データ
(任意座標系で作成した回転グリッドに対応)
NetCDF形式のGRDデータ
  重力、地磁気データ: NetCDF形式のGRDデータ
  海中情報などの測量情報データ: XYZ、CSV形式
  地震メカニズム解: 走向、傾斜、すべり方向
  水中音響データ: SoundingDiverで処理したPing3Dデータ
  SBPデータ: 画像およびSEG-Y形式
  速度構造データ
HANDVEL、CSV形式
  コアデータ 
OBJ、CSV形式
     
 ■ 出力データフォーマット
  3次元静止画像 BMP、3D PDF形式
  3次元動画 AVI形式
     
■ 動作環境
  対応 OS: Windows 10, 11 (64 bit)
  CPU: Intel Core i7 2600K 以上         
  メモリ: 8GB 以上
  ハードディスク: 50GB 以上
  グラフィックボード: DirectX 9.0c 以上対応
  モニター:

解像度: 1280 x 1024 以上
色数  : True Color 32bit 以上


Visual3DX-7 カタログ (PDF)

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