海図用データ調製支援ソフトウェア

OH-CPS

 OH-CPS とは

OH-CPS カタログ(PDF)

OH-CPSは、LMDファイルを読み込み、海図用にデータを調製するソフトウェアです。

 

 OH-CPSの主な機能

1.LMD(フル属性)データ読込・選択水深、陰影図等を自動生成

LMD(フル属性)データの読込みと以下の自動生成
図上
0.1mmおよび1mm間隔のグリッド内最浅値選択水深
図上
5mm間隔の選択水深ファイル
陰影図および自動発生等深線図

GeoTIFF形式、Shapefile形式の海図画像等の読込みと背景表示

2.水深点の編集
水深点の削除と復活を画面上でマウス操作により編集
編集後に、
TIN解析でチェック

3.面貼り
測量範囲の面をマウス操作で区分けし、最大水深値と最小水深値の属性を付与
編集後に、
0.1mm間隔水深でチェック

4.等深線図作成
面の境界に線を引き等深線ファイルを生成

5.仕上げ
図を仕上げて
PDF出力
面情報、線情報、水深点情報をご指定の形式で出力

 キャプチャ.PNG

ファイル選択画面

図面スケール、 図の範囲、 図法を設定するだけで、 LMDデータから自動的に以下を生成します。
(1) 水深選択(位置情報付 最浅値グリッド)
(2) 陰影図
(3) 等深線図


 OH-CPS.PNG

生成した水深陰影等深線の重畳表示例

 □ 操作例

 ■ 水深手動選択

自動選択した水深点を画面で確認しながらマウス操作で水深の取捨選択を行います。

キャプチャ3.PNG

 ■ TINを用いた浅所水深の復活

選択水深でできるTINの内部にある浅所を復活します。

キャプチャ.PNG


 ■ 画面上でデジタイズした等深線の面貼り

陰影図や自動生成した等深線を背景として、選択水深図上に手動で等深線をデジタイズし面貼りデータを作成します。面貼り範囲外に浅い水深点があった場合は警告を発します。面貼り範囲内の深い水深点は削除します。

キャプチャ2.PNG

 ■ 入力データフォーマット
  水深データ LMD形式(フル属性)、CKO形式(オプション)
  背景表示画像 GeoTIFF, Shapefile形式
     
 ■ 出力データフォーマット
  図面 PDF, GeoTIFF形式、CKO形式(オプション)
  等深線等 Shapefile形式
  水深データ LMD形式
  作業履歴 テキスト形式
     
■ 動作環境
  対応 OS: Windows7 SP1以降、またはWindows10 (64bit)
  CPU: Intel Core i7 2600K 以上         
  メモリ: 8GB 以上
  ハードディスク: 50GB 以上
  モニター:

解像度: 1280 x 1024 以上
色数  : True Color 32bit 以上